ポリウレタンバーニッシュは混ぜてOK!理想のツヤを自作できる
今回はボトル塗料だからこそ可能な「ツヤの配合」を検証します。
エアブラシ塗装最大の魅力は「におい」を抑えられること
スプレーでのトップコートは、どうしても強いニオイが発生してしまいます。
家族とアパートで暮らす自分にとっては、ここが一番の悩みどころです。
でも、エアブラシ+低臭塗料ならその問題を解決可能!
これこそがスプレー塗装との最大の差別化ポイントだと自分は考えてます。
実際、塗装直後に奥さんに確認してもらいましたが「気にならない」のお墨付き。
アパート住まいの方にとって、有力な選択肢になってくれるんじゃないかと思ってます。
音の大きさなどを検証した記事はコチラ👇

混ぜることで広がる「バーニッシュ配合」のメリットとデメリット
今回は「においの少なさ」に加え、「バーニッシュ配合」で得られる利点を深掘りします。
メリットは👇
・市販にないツヤが作れる
⇒半光沢より少しマットなど微調整が可能
・スプレーを何本も買わなくていい
⇒ほしいツヤ感に合わせて購入する必要が無くなります
・保管スペースが減る
⇒購入数が減るので、棚のスペースも節約できます
デメリットは👇
・毎回配合の手間がある
⇒数滴落とす手間ですが、面倒に感じることも。
対策:事前に別ボトルに配合しておくのも良いかも。
・微妙なブレは出る
⇒これは絶対に避けられないです。
視認では明確なブレは無かったですが、完全なものを目指す方にはオススメできないです。
個人制作や趣味塗装なら、十分実用範囲です。
先に結論だけ知りたい方へ
それでは、いつもの「先出し結論」です👇
・グロスとマットさえあれば、自由自在にツヤを作れる
・ドロップ式ボトルなので、1滴単位の配合で超簡単
・2種類あればOKなので、費用・保管スペースも節約できる

グロス×マットを混ぜて「サテン(半光沢)」を作る
まずは「サテン(半光沢)」を作ってみました。
作り方はとてもシンプル。グロスとマットを「1:1」で混ぜるだけで再現可能です。
市販のサテンとツヤ感はほぼ同等。吹き心地も違和感なし。
半光沢仕上げとして問題なく使用できそうです。

ほぼ同じツヤ感なのが分かりますよね。※検証用のスプーンを切らしてサイズが違います、ごめんなさい🙇
ドロップ式ボトルの強み!「何滴入れるか」だけで配合は超簡単
ファレホのドロップ式は塗料の1滴単位で調整可能なので配合と相性バツグン。
エアブラシのカップに直接落として中で混ぜるだけなので、
計量器具は不要で、配合は手軽に出来ます。
ファレホ版「75%つや消し」を作ってみる!
以前、GSIクレオスの「水性トップコート(スプレー)」と比較をしました。

その際に唯一近いツヤ感を再現できなかったのが、GSIクレオスの「水性トップコート 75%つや消し」。
今回はマット3:グロス1の配合で”ファレホ版75%つや消し”を作ってみます。

1:3配合の方がわずかに光の反射が鈍く見えますが、概ね同じツヤ感として扱えそうです。
写真から、完璧に同じとはなりませんでしたが、
実用上は問題ないレベルまで再現できたと思います。
水性トップコートの「75%つや消し」はレビューを見ても評価が高く、
これから多くのモデラーさんの選択肢になっていきそう―。
同等のツヤ感をファレホで表現可能なのは嬉しい発見です。
また、さらにそこから自分好みに微調整できるのがこの配合の面白いところ!
自分だけのこだわり配合とか絶対楽しい。
バーニッシュ配合 早見表
| 仕上がり目安 | グロス | マット | 特徴 |
|---|---|---|---|
| グロス(光沢) | 1 | 0 | 強い反射。スミ入れ前下地に有用 |
| サテン(半光沢) | 1 | 1 | ほどよい反射。情報量を残す |
| 75%つや消し | 1 | 3 | 反射を抑えつつ金属感を残す |
| マット(つや消し) | 0 | 1 | 反射ほぼなし。落ち着いた印象 |
※比率は目安です。1滴単位で微調整可能です。
ファレホ版かんたんフィニッシュで「75%つや消し」仕上げしてみた
今回は、HG量産型ザク(GQ)を使って実際に仕上げてみました。
「成型色を活かしつつ、どこまで質感が変わるか」の検証です!
仮組みのザク(Before)

75%つや消し仕上げ後のザク(After)

プラスチック感は完全に消しつつも、うっすらと光を反射する質感が残りました。
マット(100%つや消し)だと、どっしりと落ち着きますが、
今回の「75%つや消し」は、メカらしい質感(金属の光反射)も残した仕上がりです。
【経済的メリット】2種類の塗料で主要なツヤは網羅!
全種類のトップコートを揃えるのは、お金も保管場所も必要…。
しかし、今回の検証でファレホ ポリウレタンバーニッシュのグロスとマットの2種類で主要なツヤは対応可能だと分かりました!
(※役割が限定的なウルトラマットは除きます)
しかも、自分の追求している「ALLファレホ塗装」の場合、この2種は欠かせない存在。
◆グロス ⇒ 光沢仕上げの必需品&スミ入れ前の下地に使うと拭き取りが劇的に楽になる!
[【検証】ファレホでのスミ入れを快適にする検証記事はコチラ]
※公式ショップ価格:1,265円(本体 385円 + 送料 880円/税込)
◆マット ⇒ 仕上げで最も使われる、定番中の定番。失敗しにくいオススメの1本!
[【検証】マットバーニッシュの最適な希釈率の検討記事はコチラ]
※公式ショップ価格:1,265円(本体 385円 + 送料 880円/税込)
どちらも出番が非常に多いため、とりあえず持っておいても損の無い2本です!
財布に優しく、保管スペースも抑えられる。
しかもツヤは自由に調整可能。うん、経済的。
まとめ:理想のツヤを作ってプラモづくりを楽しむ
最後に、今回のポイントをもう一度おさらい。
・グロスとマットさえあれば、自由自在にツヤを作れる
・ドロップ式ボトルなので、1滴単位の配合で超簡単
・2種類あればOKなので、費用・保管スペースも節約できる
今回の検証で、Vallejo(ファレホ) ポリウレタンバーニッシュの
グロスとマットの2本で主要なツヤに対応できることが分かりました。
・市販サテンは再現可能
・75%つや消しも再現可能
室内で低臭に楽しみたい方はもちろん、
専用品の購入量が減るので、アパート住まいで保管場所に悩む方にも。
この2本体制が自分のイチオシです!
今回登場した道具はコチラ
光沢仕上げ&スミ入れ効率化のおともに!
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定番の仕上げ塗料。とりあえず1本目はこれでもOK!
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脚部バーニアの高機動感とマッシブ感がたまらない、量産型MS。
最近ジークアクス系の値段が落ち着いているのもGOOD!



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