ファレホで本塗装に挑戦!
前回の記事では、「安全・低臭」のALLファレホビルドを目指して、プライマーを使った下地塗装を試しました。

今回はいよいよ本塗装編です。
自分流ファレホの本塗装法
初心者の自分が気になっていたのは、ここ👇
- ファレホの種類が多すぎて分からない
- プライマーと同じ希釈やエアー圧で吹き付け可能か?
- プライマー(下地塗装)は必要か?
- 失敗した時のリカバリー方法
調べて実際に実践しての結論がコチラ👇
①本塗装向けはモデルエアー・ゲームエアー・メカカラーの3つ
②塗料:希釈ベース=3:1
(※希釈ベース エアブラシシンナー:フローインプルーバー=3:1)
③エアー圧は噴射時0.10MPa、非噴射時0.12MPa。
(※ニードル針は0.3mm)
④プライマーはやった方がベター◎
⑤失敗の修正は早めに。1日経つと大変!

ファレホは「安全・低臭」。だけど種類が多くて迷う
ファレホは「安全・低臭」という大きなメリットのほかに、塗料の種類が豊富なのも魅力。

ただその反面、選択肢が多すぎて「どれを使えばいいのか」「どれを使っても大丈夫なのか」迷ってしまう方もいると思います。失敗したくないですし。
公式で購入できる塗料シリーズは2025年11月27日現在で10種類あります。その中から、本塗装で使用するのは以下の3種類に絞りました👇
本塗装で使用するファレホは3種類

- モデルエアー ➡ THEオーソドックス。色数が圧倒的に多いシリーズ。
- ゲームエアー ➡ キャラクターフィギュア向けに調整されたカラー。特殊色も豊富。
- メカカラー ➡ ガンプラなどロボット向けのカラーライン。メタリック系に自信アリ。
これらはすべてエアブラシ向けにカスタマイズされた製品で、初心者でも比較的扱いやすいのがポイントです。
この3種類から何を選べばいい?
①シリーズは気にせず、好きな色を選んでOK!
3シリーズの中には「同じ色名のカラー」があったりしますが、
どれを選んでもしっかり発色してくれるので心配いりません。
- まずは「直感で好きな色」を選ぶ
- こだわりたい色味が出てきたら、そのときシリーズ比較すればOK
このぐらいラフな選び方で全く問題なしです。
②メカカラーだけ希釈率が違う(公式)
ファレホ公式(ファレホミッションvol.15)では、
メカカラーだけ希釈量が異なると記載されています。

ただ、自分の感想としては同じ希釈率でも塗装できそうかなと。というかそうしてます。

ファレホ本塗装の希釈とエアブラシ設定
「ファレホは希釈無しでも吹ける」とはいえ、
前回のプライマー編で詰まった経験もあるので、本塗装でも基本は希釈して使用してます。
また、エアブラシ初心者の自分にとって、
“塗料に合わせて毎回、希釈やエアー圧を変える”
という作業がなかなかハードルが高い…!
できればプライマーと同じ設定で通したい…と思っていたのですが、実際に吹き比べてみると、
本塗装では 「希釈率は同じ / エアー圧のみ変更」 という形に落ち着きました。
ただし、これはあくまで“触った質感”程度の違いで、明確な差があるわけではありません。
そのため、プライマーと同じ 噴霧時 0.15MPa でも問題はなく、「アリ」だと思っています。

エアブラシの設定(モデルエアー・ゲームエアー・メカカラー共通)
エアブラシの希釈・エアー圧・塗装方法のまとめがコチラです👇
- 塗料:希釈ベース = 3:1
(希釈ベース=エアブラシシンナー3:フローインプルーバー1) - 噴射時エアー圧:0.10MPa 非噴射時エアー圧:0.12MPa
(二-ドル針0.3mm) - 吹き付け距離は8cmほど。1回目はうっすら塗って、2回目で発色させにいく。(難しければ3回目もアリ)
モデルエアー・ゲームエアー・メカカラーの3種類とも同じ設定で塗装しています。
下の画像はそれぞれの塗料をすべて同一の設定で塗装したものです。

なぜエアー圧だけ変えるのか?
早速、結論から言うと…
本塗装用の塗料では、噴射時 0.10MPa の方が“よりきめ細かな塗面”になると判断したからです。
ここでは、その理由を順を追って説明していきます。
エアー圧0.15MPa(プライマー設定)で塗ったら…塗面がザラザラに
事の始まりは、前回のプライマーとまったく同じ設定(噴射時0.15MPa)で
プラ板に本塗装を吹き付けてみたときでした。
水性サーフェイサー下地の上に吹いた塗面が、明らかにザラザラ…。
前回の検証では「水性サフが一番スベスベに仕上がる」という結果だったので、これは予想外でした。

エアー圧を下げたら改善 → ファレホプライマー下地の方が滑らかに
どうやらファレホ含む水性塗料は高圧だと“乾きながら飛ぶ”ためザラつきやすいようで、
試しにエアー圧を下げて、吹き付けてみたところ―――
ファレホプライマー下地の方が、よりスベスベに仕上がる結果になりました。

実際のパーツでも吹いて比較 ※触って分かった“わずかな違い”
また、検証の精度を高めるために、
実際のガンプラパーツにも 0.15MPa と 0.10MPa の両方で吹いてみました。
・見た目 → ほぼ違いなし
・表面の質感 → 0.10MPa の方が気持ちきめ細かい
※自分の手がカサカサなので、奥さんにも触ってもらいましたが同じ感想でした。

あくまで“触ると分かるレベル”で劇的な差ではありませんが、
最初のザラつきの経験も踏まえて、本塗装では 噴射時0.10MPa を採用しています。
ただし、
「毎回設定を変えるのが面倒」
「違いが分からないなら変えたくない」
という場合には、0.15MPaのままでも良いかなという結論です。
プライマーは必要? 結論:やった方がベター ◎
ファレホは「隠ぺい力が高い」とよく言われます。
そこで自分も一度、「もしかしてプライマーなしでも発色するのでは…?」と思い、検証してみました。
結論から言うと―――
下地塗装はやった方がベターです。
プライマーの有無による発色検証
黒ランナーを使い、
- プライマー有り
- プライマー無し
の2パターンで塗装して発色の違いを確認してみました。

①黄色
もともと隠蔽力が弱い色なので、明確に差が出ました。

②赤色
濃い目の赤で隠蔽力強めですが、ここでも差は出ました。

まとめ:色のコントロールがしやすくなる
“下地の色の影響”は避けられず、でした。
そのため――
- 発色を安定させたい
- 思った通りの仕上がりにしたい
- 色ムラを少なくしたい
このあたりのコントールがしやすくなるので、
プライマー(下地塗装)はやった方がベター◎です。
失敗した時のリカバリー方法(※修正は“早ければ早いほど”ラク)
エアブラシ初心者の自分にとって、
「もし失敗したらどうしよう…」という不安がずっとありました。
実際に使ってみて思ったのですが、本塗装で使う塗料はプライマー以上に”塗りムラ”が発生しやすい印象があります。粒子の大きさの違いとかでしょうか?
ただ、さすがの水性塗料ファレホ――
“リカバリー手段”ございます…!
そして、ここで一番大事なことをひとつ。
失敗修正は “とにかく早い者勝ち” です。
5分以内なら超ラクに落とせる(綿棒+水でOK)
自分はだいたい 吹き付けて 5分後くらいに次の2回目塗りへ進む のですが、
そのタイミングであれば、失敗箇所は…
👉 綿棒を水で湿らせて軽くこするだけで落ちます。


1日経つと一気に大変に…(こすって、こすって、ようやく落ちる)
問題は、1日放置した場合。
落とすのが一気にハードになります。
自分の場合は…
① エアブラシクリーナーにパーツを1日漬け置き
② クリーナーを湿らせた綿棒で “何度も何度も” こする
③ ようやく落ちる(落ちない)
※ようやくというか2025年11月29日現在もやってます。助けて!

水性塗料とはいえ、時間が経つとしっかり固着します。
なので 「あれ?失敗したかも?」と思った瞬間に対処するのが圧倒的にラク です。
全体まとめとポイント整理:ファレホ本塗装編
最後に、今回のポイントをギュッとまとめると…
1.エアブラシ使用に適した塗料は、モデルエアー・ゲームエアー・メカカラーの3種類
- モデルエアー・ゲームエアー・メカカラーから好きな色を直感で選んでOK
2. エアー圧は0.10MPaが最も“きめ細かい塗面”に
- エアー圧は噴射時0.10MPa
- 希釈比率は塗料 3:希釈ベース 1(希釈ベース=エアブラシシンナー 3:フローインプルーバー 1)
- モデルエアー・ゲームエアー・メカカラーすべて同じ設定でOK
- 焦らず、8cm程度の吹き付け距離を維持して薄吹き→乾燥→重ね塗りの順で作業するのが◎
3. プライマー(下地塗装)はやっぱり塗ったほうがベター
- 仕上がりをコントロールしやすい。
4. 失敗修正は“とにかく早ければ早いほど”ラク
- 5分以内 → 水+綿棒でスルッと落ちる
- 1日後 → 地獄。こすっても落ちない。漬け置き必須。
まとめのまとめ
- ファレホは「安全・低臭」で初心者でも安心して使える
- 希釈・エアー圧・プライマー・リカバリーのポイントを押さえれば、本塗装も安定
ここまで、プライマーと本塗装を追ってきましたが、においの悩みはほぼ無くなりました。
このまま続けて、仕上がりの精度も上げていきたいところです。





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