比較の基準は「多くの人が選んでいる方法」
水性トップコートとして、
多くの人がまず思い浮かべるのは
GSIクレオスの水性トップコート(スプレー)ではないでしょうか。
入手しやすく、手軽に使えることから、
初心者を含め幅広く選ばれている定番のコート剤です。
一方で、スプレータイプの水性トップコートは、
塗料自体は水性でも、噴射に使われるガス由来のにおいがあります。
これが、室内塗装だと気になるんですよね…。
自分は安全性と低臭を重視しているため、
ファレホのポリウレタンバーニッシュをエアブラシで塗布しています。

有機溶剤を含まず、
室内でもにおいが気になりにくい塗料です。
ただしファレホは、
名前だけでは仕上がりのツヤの具合が想像しづらく、
「実際どうなのか?」が分かりにくい塗料でもあります。
そこで今回は、
- GSIクレオス:水性トップコート(スプレー)
- ファレホ:ALLファレホ塗装前提のエアブラシ
という条件で、
仕上がりのツヤの印象を中心に比較しました。
本記事は、塗布方法を完全に揃えた実験ではありません。
その代わりに、
一般的な水性トップコート環境を基準にしたとき、
ALLファレホ塗装はどこまで通用するのか
という視点を重視しています。
水性トップコート選びで迷っている方が、
自分の塗装環境に合った判断をしやすくなることを目的とした比較です。
先に結論だけ知りたい方へ
コチラ結論です👇
GSIクレオス 半光沢・75%つや消し・つや消しは
👉 ファレホで十分代替可能
GSIクレオス 光沢は
👉 ファレホでは完全再現は難しい
ウルトラマットは
👉 ファレホならではの強み
※理由や写真付きの比較は、このあと詳しく解説します。
それでは、見ていきましょう👇
比較に使用したサンプルと下地条件
今回の比較では、
前回の記事と同じ条件でサンプルを作成しています。
- サンプル:プラスチックスプーン
- 下地色:グロスブラック
下地条件はすべて統一し、
トップコートのみを変えて比較しました。

同じグロスブラック下地で比較しています👇

水性トップコートのツヤ序列
今回比較した水性トップコートのツヤ感は、
以下の順になりました。
ツヤ感の序列(強 → 弱)
GSIクレオス 光沢
↓
ファレホ グロス ≒ GSIクレオス 半光沢
(※わずかにファレホ グロスの方がツヤが強い)
↓
ファレホ サテン
↓
GSIクレオス 75%つや消し
↓
GSIクレオス つや消し = ファレホ マット
↓
ファレホ ウルトラマット

GSIクレオスを基準にしたファレホの対応関係
ここからが、
「ファレホはどこまで通用するのか?」の結論です。
※ホコリが付いてますが、ツヤの違いを見る分には問題ないです。
GSIクレオス 光沢 ➡ ファレホでの再現は難しい

GSIクレオスの光沢は、
水性トップコートの中でもツヤが非常に強く、
ポリウレタンバーニッシュでは
同等レベルの再現は難しいです。
GSIクレオス 半光沢 ➡ グロスが一番近い

見た目のツヤは非常に近く、
ファレホ側で半光沢に近づけたい場合は
グロスが最も近い選択になります。
GSIクレオス 75%つや消し ➡ サテン寄り(マットとの中間)

ファレホのサテンとマットの中間的な位置ですが、
今回の比較では
サテンの方がより近い印象でした。
GSIクレオス つや消し ➡ マットが最も近い

この2つはツヤが非常に近く、
並べて比較しても
ほぼ同等と感じられるレベルです。
ファレホ ウルトラマット ➡ GSIクレオスにはない表現

ウルトラマットは、
今回比較したGSIクレオスのラインナップにはなく、
ファレホならではの表現と言えます。
この比較から言えること【まとめ】
GSIクレオス 半光沢・75%つや消し・つや消しは
👉 ファレホで十分代替可能
GSIクレオス 光沢は
👉 ファレホでは完全再現は難しい
ウルトラマットは
👉 ファレホならではの強み
今回の比較から、
GSIクレオス光沢だけは別として、
それ以外の質感(ツヤ)はファレホでおおむねカバーできる
と考えて良さそうです。
特に、
半光沢〜つや消し領域をよく使う方であれば、
ファレホのポリウレタンバーニッシュだけでも
仕上がり面で大きな不満は出にくいと思います。
さらに、
ファレホをエアブラシで使用することで、
- スプレー噴射ガス由来のにおいがない
- 有機溶剤を使わず、室内でも扱いやすい
という安全性・低臭性のメリットも同時にゲットです!
「できるだけ安全で、においを抑えた環境で水性トップコートを使いたい」
そんな方であれば、
ポリウレタンバーニッシュをエアブラシで使う選択は、
仕上がり・安全性の両面で十分現実的です。
同じグロスブラック下地で比較しています👇





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